〈中止になりました〉コロナ第6波に備えて
今年8月~9月の新型コロナ第5波では、県内の自宅療養者は1万人を超え、自宅で急激に重症化したり、亡くなる方も次々に出ました。
9月に入り、厚労省は事態打開のために、それまで保健所が一括管理していた自宅療養者の情報を市町村にまで降ろし、業務の分散化を図りましたが、多くの市町村では、1日1回電話による安否確認や、パルスメーターの配布にとどまっています。
その中で、いすみ市は、医療機関と連携し、自宅療養者に対し継続的に健康観察や診察を行う「いすみ市コロナ在宅支援センター」を開設し、成果をあげています。
この取り組みの中心を担ってきたのが、平井愛山医師です。
平井医師は、県立東金病院の院長時代から、生活習慣病の予防対策に邁進され、「地域医療といえば平井先生」と称されてきました。
新しい変異株オミクロンが登場し、第6波がいつ来るかも分からない今、平井医師の実践は、住民に寄り添った地域医療を目指す私たちにとって、非常に参考になると思います。