千葉県に市民ネットワークが誕生して38年
市民発の政治団体として議員を送り、議会・行政に市民社会の風を吹き込んできました。
この間、世界も日本も大きく変わりました。グローバル経済が国境を越え、格差が拡がり、暴力と管理の社会に向かいつつあります。
そんな今だからこそ、働くひとの権利が守られる働き方、弱い立場の人が安心して暮らせる地域、子どもを産み育てたくなる公正で安心な社会制度、持続可能な環境政策が必要です。
市民ネットワークは主催者である市民の声を生かし、地域に仕事を、人間らしいコミュニティを、そして憲法の理念を力に、地域からの平和と未来をつくっていきます。
三つのルール
1. 議員はローテーション
市民ネットワークの議員は原則2期で交代し、職業化、特権化しません。
議員終了後は、市民活動などに経験を活かします。
2. 議員報酬は市民の活動費
議員報酬は市民ネットが一括管理し、ネット活動費、代理人活動費へ配分、情報はすべて公開しています。
3. 選挙はすべて手作りで
市民のための政治は市民参加の選挙から。
選挙は市民のカンパとボランティアで行います。
代理人とは
私たちの代わりに議会で声をあげてくれる人。その人たちを、私たちは「議員」ではなく、「代理人」と呼んでいます。
今、求められているのは暮らしに安心をつくる政治です。
県議1人(佐倉市)、市議4人(野田市、佐倉市)が市民の代理人として議会活動しています。
市民ネットワークのあゆみ
生活クラブ生協の組合活動から始まりました。
石けん運動やPTA、ゴミ問題などに取り組んだ女性たちが『生活は政治だ!』と動き出し、今では生協の枠を超え、さまざまな市民が参加して市民の手で課題を解決する市民政治団体として活動を広げています。
1986年 | 野田ネット誕生。市民の代理人として一人目の議員誕生。 |
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1987年 | 佐倉、浦安、柏にネットと代理人誕生。 |
1990年 | 千葉、市原、木更津、松戸にネット設立。 |
1991年 | 統一地方選挙で市議代理人が10人に。 |
1993年 | 各ネットが連携して代理人ネットワーク千葉県設立。 |
1995年 | 統一地方選挙で市議代理人15人に。四街道にネット設立。 |
1996年 | 市民ネットワーク千葉県に名称改正。 |
1999年 | 統一地方選挙で一人目の県議誕生。市議は17人に。 |
2001年 | 県知事選挙で堂本知事擁立、千葉県初の市民が選んだ知事を誕生させた。 稲毛区補選で市議18人に。 |
2002年 | 船橋にネット設立。 |
2003年 | 統一地方選挙で県議2人、市議23人となる。 君津、袖ヶ浦でネット設立、代理人誕生。 |
2004年 | 「ビスケット基金」あらため「ちば元気ファンド」設立。 千葉市で徴税事務個別外部監査をもとめる署名活動に取り組む。 |
2005年 | 堂本知事2期目当選を支える。 |
2006年 | 市川にネット設立。 |
2007年 | 市原で初の市議3人が当選。市川に代理人誕生。 |
2010年 | 政策集『競争社会から「分かちあい」へ』発表 |
2011年 | 東日本大震災に対応し支援活動をした。 元気ファンド「東日本大震災市民活動支援」を設立。 |
2012年 | 設立20周年記念シンポジウム開催。記念紙発行。 脱原発に向けたさまざまな活動を行う。 「市民ネットワーク千葉県のエネルギー政策」発表。 |
2014年 | 政策集「基本はいのちと平和です」発表。 公式キャラクター「ネットりん」作成。 全国市民政治ネットワーク全国集会を千葉で開催。 |
2015年 | 統一地方選・自治体選挙を経て、県議2人・市議13人。 |
2016年 | 四街道市議会選挙で複数化に成功、県議2人・市議14人に。 |
2019年 | 統一地方選・自治体選挙を経て、県議1人・市議9人。 |
2020年 | 5月現在 県議1人・市議8人。(野田市・柏市・佐倉市・四街道市・千葉市・木更津市) |
2021年 | 3月千葉市若葉区補欠選挙で1人当選 4月現在 県議1人・市議9人。(野田市・柏市・佐倉市・四街道市・千葉市・木更津市) |
2022年 | 2月現在 県議1人・市議8人。(野田市・佐倉市・四街道市・千葉市・木更津市) |
2023年 | 統一地方選挙を経て 県議1人・市議5人。(野田市・佐倉市・千葉市) |
2024年 | 2024年4月1日現在 県議1人(佐倉市・酒々井町) 市議4人(野田市・佐倉市) |