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■■  \\ 県政情報 2020.2.22 //              ■■
■        県議 伊藤とし子のメールマガジン  No.13     ■
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┃    令和2年2月定例県議会開催中
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県議会が2月13日から始まりました。
予算議会でもあるため閉会は3月13日です。
私は予算委員会3月3日(火)16時過ぎから質問します。持ち時間11分。
質問と答弁の時間を合わせてです。答弁をだらだらされると、それで
終わってしまいます。
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:予算特別委員会では
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予算委員会は全部で900分間。それを予算委員会の幹事会で会派人数に
合わせて質問時間を割り当て。
今期は一人会派・無所属議員が10人もいるので1人11分。
2人会派(共産党、千翔会)は44分。自民党417分13人、立憲民主党102
分3人、千葉民主の会(国民民主党)95分2人、公明党88分2人と決定。
千葉テレビの中継は第一日目だけで自民党、立憲民主党、千葉民主、公
明党に決定です。

来年度予算は総額1兆8,194億8,529万円。前年度と比べて3.3%増額ですが、
国は今年度の2月補正予算から一体化させて15ヶ月予算とし、公共事業が
切れ目なくできるようにしています。その2月補正は183億673万円です。
県予算は金額が大きいので驚きますが、現在、予算特別委員会の質疑11分
のため、質問作成中です。
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:   予算質問できなかった番外編
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佐倉市内でもがけ崩れが何カ所も起こりました。
佐倉市役所の裏側が2か所、国立歴史民俗博物館がある城址公園の一角が
崩れ、こちらは家屋が全壊。
いろいろなタイプのがけ崩れがありますが、国は「大規模盛土造成地マッ
プ」を今年度末までに市町村に調査、公表するようにと期限を切っています。
これは阪神淡路・東日本大震災等で、谷や沢を埋めた造成地や傾斜地に腹
付けした大規模な造成宅地で、がけ崩れや土砂の流出が起こったからです。
1970年代以前の造成地に被害が出ていることから、まずは古い造成地を洗
い出す、最初の調査です。

国交省のHPを見ると、「大規模盛土造成地の有無等の公表率」の全国平均
は76.2%(2019年9月2日現在)
しかし、千葉県はたったの11.1%です。
https://www.mlit.go.jp/toshi/web/toshi_tobou_tk_000025.html
これを見つけたのは、川口えみ佐倉市議(新人)です。
千葉県は沖縄県・佐賀県0%の次でワースト3位。

そこで「なぜ11.1%なのか?」をヒアリング。
県の言い分は「各市町村が積極的に予算を付けなかったから、進まなかっ
た」と他人事の返事をくり返します。
しかし100%達成しているのは18都府県もあります。
(大規模盛土造成がないというのも入れて)
「これを調査しても、この後どうするか。この後、土質調査をして、地下
水調査をしてと、技術的にも金額的にも大変なんですよ」と、そのあとの
ことを心配して、やらなかったかのような理由を述べる述べる。

「やる気がなかったんですね」と聞いたところ、いろいろと言い訳してい
ましたが、最後には認めていました。

なぜ、予算委員会でこの体たらくを追及できなかったかというと、県は市
町村がなかなか腰を上げなかったので、県予算を付ける予定だったけれど、
国が業を煮やして100%予算を付けたから。県の予算がゼロなので質問は
できません、という理由です。

千葉県知事も仕事をしないことで有名ですが、県庁内ものんびりムードが
蔓延しています。