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■■  \\ 県政情報 2021.1.9 /              ■■
■       県議 伊藤とし子のメールマガジン No.32    ■
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コロナ体験記は今回で無事卒業となります。

すでに昨日私のブログ、facebookでは公表しましたが、メルマガの
皆様に、改めてご報告いたします。
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: 1月8日コロナによる自宅待機が解除になりました
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昨日で発症10日目。
症状が無ければこれで解除のはずですが、まだ、咳が出たり、鼻声

だったりと、症状が残っています。
保健所の指示書には
「療養終了について
原則として、発症から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過
した場合に、療養が解除されます。
詳細は保健所にご確認ください」とあります。
そこで、午前中保健所に電話して、指示を仰ぎました。
保健所から、国立下志津病院の予約が取れたので、診察を受けるよ

うに、と連絡がありました。

外気に触れると、どうしても咳が出ます。
CTを撮ったところ、間質性肺炎の痕が白く映っていました。
医師によると
「この痕がある場合、咳が長引く可能性がある」という事でした。

知らないうちに肺炎になっていた!!という衝撃の事実。
熱もすぐに下がっていたのに。
全身症状もそんなに悪くなかったのに。

その後、保健所から、医師の診断により
「本日付で自宅待機解除」となったことを告げられました。
ただ、再発のリスクがあるため、4週間は毎日検温をして、コロナの

症状が出れば、連絡するように、という事でした。
まだ、再発についてのメカニズムがわからないので、健康観察で兆候

をつかむ必要がある、とのことです。

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: コールセンターの問題点
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18時~NHK首都圏ニュースの中で、
「千葉県のコールセンターがつながらない」という問題点を取り上げ

てくれました。

内容は、私の1月3日の経験談で、コールセンターに電話しても
「ただ今込み合っていますので、後程おかけください」と2度繰り返し

て切られてしまう問題です。
発熱があって、連絡しているのに、無情にも一方的に切られてしまうの
は、藁をもつかむ思いの相談者にとって
「差し伸べた手を振り払われたような気持になった」と言ったところを
切り取られています。
それ以上に、県はどれだけ相談者がいたのか、人数を把握できていない

はず。

一方的に切っているのですから。
万が一、コールセンターがつながらなくて手遅れになった人がいたら、

県の責任は重大です。

千葉県はこの問題を受けて、今週末からコールセンターの回線を2回線

増やすという事です。
問題は果たしてそれで解決でしょうか。
一方的にこちらの電話を切るという行為は、コールセンターの役割をど
れだけ自覚しているかです。
命に関わる問題です。そこで、1月4日、朝一番に、「コールセンターの年末年始の1時間ごと

の処理件数」を資料請求しましたが、
出してきたのは昼間12時間、夜間12時間の処理件数でした。
1時間ごとの処理件数は「ない」という返答でした。委託事業者は契約先にどれだけの業務をこなしたか報告する義務が

るはずです。
そのためにもスタッフの業務量を証明する日報をつけているはずです。
そこで
日報の提出と、10人体制で業務契約しているが、そのタイムカードの
提出を、求めています。
また、県として問題だと認識しているという事ですので、事業所への
立ち入り調査を、要請しています。
電話で問い合わせている、などという生ぬるいことで良しというわけ
にはいきません、
委託費 4004万円(令和2年12月5日~令和3年3月31日)の事業なので

すから。

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:  コールセンターの業務処理量はなぜ年末年始で激減しているのか?
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担当課が出してきた資料によると、

12月29日、30日の8時~午後8時の12時間は300件台。
ところが12月31日~1月3日は連日100件台なのです。
陽性者数が増えて、しかも発熱外来の日中受付時間が短いにもかかわら

ずです。
私が電話したのは1月3日の14時40分~15時15分です。その時一体どれだけ電話が殺到していたのか?

単純に割り返し他だけでも、10回線10人のオペレーターで対応している

ので、1時間当たり10人が9件を処理していることになります。
つまり、全てのオペレーターが1時間かけて一人の電話に対応しているこ
とになります。
この資料からそんな問題点が透けて見えます。—————————————————————-
:   今後の取り組み
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現在、私のもとには、壮絶な体験談が寄せられています。

ひとり暮らしの60代男性です。1月2日に高熱が出ても4日間も受け入れ病

院が決まらず自宅で待機。保健所の指示のもと、あちこち高熱を押して検
査、診察、など複数回、医療機関に自分で運転して行ったという事です。
この1例には、問題点が凝縮しています。
① 夜間、コールセンターにつながらなかったこと。
② 午前4時やっとつながったコールセンターの指示は、保健所に相談す
るようにというものでしたが、これは問題です。
以前の委託事業者との契約では、緊急を要する場合、救急車を手配する
ことになっていました。
③ ひとり暮らしなのに、受け入れ医療機関がないため、自宅待機を余
儀なくされたこと。
④ 救急車が来たのに、受け入れ先がなかったためそのまま帰ってしま
ったこと。
⑤ その後、高熱があるのに、何度も医療機関を指示され、自分で運転
していかざるをえなかったこと。
⑥ 最後に、「ひとり暮らしで高熱、電話もできない」人を助けようと
する人を、第三者だから跳ねのける体制は非常に問題です。
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医療崩壊はすでに始まっており、受け入れベッドがないため、自宅待機
(自宅放置)をせざるを得ない千葉県の医療事情。
私の体験はきっかけですが、そこから見えてきた千葉県の問題点につい

て、改善を求めていきます。

皆様の励まし、お見舞のメッセージは私の回復に大きな力をいただきま

した。
心からお礼を申し上げます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。