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■■ \\ 県政情報 2022.10.7/ ■■
■ 県議 伊藤とし子のメールマガジン No.56 ■
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10月6日配信メルマガの続編です。
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: 千葉県市民オンブズマンの請願内容にびっくり
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千葉県市民オンブズマンの請願
「千葉県議会議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び関連団体と一切関係を持たないとの決議」を求めることについて
が、今議会に出されました。
請願の紹介議員は共産党の加藤英雄議員、みわ由美議員、西尾憲一議員、秋葉就一議員、伊藤とし子の5人です。
請願の中には、驚くことに
「令和3年度の政務活動費収支報告書及び領収書の写しを閲覧したところ、4名の議員が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関連のある支出をしていたことがわかった」とありました。
提出者のオンブズマンの方からは、もちろんこの領収書のコピーをもらい、確認しました。
この請願も10月4日の議会運営委員会の中で審議されました。
自民党からはこの「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関連のある支出とは何か?」という質問があり、議会事務局が「教団の関連団体が出版している月刊『ビューポイント』や、『思想新聞』の年間購読料の領収書があった事です」と答えました。
すると、それに対し「あたかも関連があるような言い回しだ」と「あたかも関連が無いかのような」発言があり、請願を不採択としてしまいました。
しかし、領収書のコピーには「世界平和連合千葉県連合会」とあるのです。もろ、旧統一教会なんですが…
ところでこの4人とはいったい誰でしょうか?
1人は県議を辞任して国政に行った人、1人は自民党の重鎮、1人は立憲民主・千葉民主の会、1人は無所属議員でした。閲覧すれば実名が分かりますよ。
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: どこまで本当?
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教団との関係性が疑われているのは、何も自民党だけとは限りません。ある立憲の国会議員は、統一教会の名刺が出てきたとして役職就任を辞退。他にも、教団の会合とは知らずに参加した、などという議員がいます。それほどこの団体は、根深く活動をしているという事でしょう。
現佐倉市長も、前回の市長選挙のとき、京成臼井駅北口にある教団佐倉支部を訪問して、選挙支援をお願いしたと報道されました。本人は「旧統一教会の施設だとは知らなかった」と言い訳をしていますが、建物の入り口には「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と大書されたでっかい看板がかかっています。しかも、市長は何と、今年も参議院選挙の際、自民党の国会議員を連れて同じ建物を訪問しているのです。
この国会議員は、のちに「統一教会の票で、全国比例で当選した」ことで有名になった人物です。
国政だけではなく、地方政治にも深く食い込んできた旧統一教会。選挙応援や集票活動の見返りとして、教団のカナメとなる「戦前の家父長制度に基づく家族主義」、「ジェンダーバッシング」「同性婚の否定」などの政策を、地方議会で実現させてきました。私たちは今、この事実をしっかりと検証し、カルト宗教にゆがめられた政治を元の正しい姿に戻さねばならないと考えています。
その検証を来年の統一地方選挙に活かしていきます。