■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
■■  \\ 県政情報 2020.7.24/               ■■
■       県議 伊藤とし子のメールマガジン No.24    ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

コロナ感染の第2波がやってきた、と思わせる陽性患者数の増加に気持ちを引き締めています。
千葉県内では企業の新人研修センター、医療機関、介護施設でのクラスター発生で、連日20~30人以上、時には40人に近い陽性患者が出ています。

—————————————————————-
: 発熱したら、まずはどうしよう??
—————————————————————-
連休2日目、「家族に発熱者が出たけれど、県の電話相談窓口に電話がつながらない」と知り合いからSOSの電話が入りました。
県の相談体制は、下記のとおりです。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/kansenshou/corona-soudan.html



■4連休中で、病院は休診なので、まずは電話相談窓口に→
 0570-200-613
24時間365日対応のはずなのに、20回かけてもつながらない。
それどころか、0570ナビダイヤルは「26秒10円かかります」と言っている。

■次に、休日当番医をHPで調べて電話。
内科の当番医を皮膚科医が担当。
当番医でも「0570電話相談窓口」しかわからないとの事。

■保健センターは平日9時~17時のみの対応のため、つながらず。

■夕方、熱が上がってきたので、保健管理センターが近所なので、直接行って相談しても、「0570電話相談窓口」に連絡するようにと。電話が「かからない」と言ったら、「かかりつけ医に行ってください」とのこと。

■21時過ぎ、0570電話相談窓口にやっとつながったが、やはり「明日病院に行って指示に従ってください」と。「夜9時だったからつながったのかもしれません」と言っていました。

一日かかったコロナ騒動で判明したことは
0570ナビダイアルの電話相談窓口は、保健センターに電話が殺到するのを防ぐため、委託事業者が対応している窓口なので、結局は保健センターにつなぐか、かかりつけ医に行ってください、と指示があるだけ。
しかも、一か所に殺到するため、電話がつながりづらく、待ち時間でも20秒に10円もかかるのです。(今回は26秒10円とのこと)。
無限のループをぐるぐると回った一日でした。
実際に熱が出ないとわからない実態。
休日では全く打つ手なし!!連休中ではお手上げでした。

ちなみに佐倉市の場合「印旛市郡小児初期急病診療所・佐倉市休日夜間急病診療所」ではコロナウイルス対応はしていません

下記は千葉県HPにある帰国者・接触者相談センター(保険センターのこと)に相談する場合の注意書きです。これも平日9時~17時までのことです。

県HPから*************************

1.帰国者・接触者相談センターに御相談いただく目安
(1)少なくとも以下のいずれかに該当する方は、すぐに御相談ください。
 ●息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
 ●重症化しやすい方(※)で発熱や咳等の比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
 ●上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
(症状が4日以上続く場合は必ず御相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う場合はすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です)
(妊婦の方へ)
妊婦の方については、念のため、重症化しやすい方と同様に、早めに帰国者・接触者相談センターに御相談ください。
(お子様をお持ちの方へ)
小児については、小児科医による診察が望ましく、帰国者・接触者相談センターやかかりつけ小児医療機関に電話などで御相談ください。
**************************

平日の場合なら、
保健センターに電話相談。「帰国者・接触者外来」の予約を取ってもらうか、かかりつけ医に電話相談。コロナ対応できる医療機関を紹介してもらうのがスムースにいきそうです。
かかりつけ医がいない場合は市健康増進課(043-485-6711)に相談、とありますが、これも平日のみです。
早急に、休日、特に、連休対応を求めていきます。

続報です。****************
連休3日目は土曜日なので、病院の診察を受けられたそうです。
開業医に電話したところ、午前中は一般診療、午後はコロナ対応。
電話で本人の状況を確認して、週2回のリモートワークだけど、同僚が発熱しているとのことから、唾液でのPCR検査が受けられました。検体の容器を病院に取りに行き、それを届け、結果が火曜日に出るそうです。休みが入ったからなのか、時間がかかりすぎますが。保健センターには行動報告書をファックスで届けたそうです。
—————————————————————-
: 保健所も大変だ!!
—————————————————————-
保健センターはコロナ感染症対策で、一番重要なPCR検査もこなし、感染症対策を行っています。しかし、大幅に業務が多くなった割に、人員増にはなっていません。
先日、7月6日に宮川伸衆議院議員と白井酒々井町議が印旛保健センターに、現状把握に行った時の話を聞きました。
そこで判明したのは、これまでは、PCR検査の検体を各医療機関から保健センターに運ぶのに、赤帽を使っていたが、その予算を使い切ったため、保健所職員が配送業務をこなしている、というのです。現在、県の疾病対策課に事実確認と、改善策を求めています。国の史上最大ともいわれる追加補正予算を受けて、6月県議会で1867億4800万円  億円もの追加補正予算をくんだところです。
こんな笑い話にもならないことが、現場で行われているとしたら、大問題です。

他に、唾液でのPCR検査が始まっているが、県内対応はどうするのか?大阪府では難波で希望者にPCR検査を始めたが、その財源は?を問い合わせ中です。

皆様の周りで起こっている心配事、問題点をぜひお聞かせください。