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■■  \\ 県政情報 2021.12.23/             ■■
■       県議 伊藤とし子のメールマガジン No.48   ■
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ご無沙汰しております。
久しぶりのメルマガです。県議会の情報をお届けします。
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┃12月議会報告
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11月26日から始まった県議会が12月21日閉会しました。
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: 自民党提案「千葉県飲酒運転根絶条例」に議会で質疑をしました
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6月に起きた八街市の交通事故を受けて、県議会では「飲酒運転根絶条例」が全員賛成で可決されました。
年明けの1月1日施行を目指して、12月議会で成立させたいと最速で作ったようです。
痛ましい飲酒運転が原因で大事故が起こり、幼い命が奪われるたびに、各地で条例が作られ、全国で9本の飲酒運転根絶条例があります。
8本は道・県議会提案、1本は知事提案です。
厳しく罰則規定まで盛り込んだのが福岡県の条例です。
2006年、飲酒運転の車に追突され橋の上から3人の子どもが乗った乗用車が博多湾に転落した事故がきっかけでした。 

飲酒運転に関しては、取り締まる法律が4つあります。
・道路交通法
・自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律、
・交通安全対策基本法、
・アルコール健康障害対策基本法
せっかく条例を作るのであれば、ぜひ福岡県のような効果のある条例にしてほしい。 
そこで、質疑を行いました。
八街市の事故は白ナンバーの大型トラック運転手が昼間から焼酎を飲んで運転して、居眠り運転をして起こしたものです。
常習性のあることは、運転手本人も認めており、アルコール依存症であることは裁判の中でも明らかになっています。啓発や取り締まりだけでは問題解決にはなりません。
疾病としての対応が必要です。
しかし、自覚できないのがアルコール依存症です。
どうやってカウンセリングを受けさせるか、が課題です。 

自民党の条例PJリーダーとも話し合いましたが、その点に関して重要性があるとは認識していなかったようです。
条例が出来ても必要であれば、改正を検討することが附則に盛り込んだので、という感じでした。
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: 2月議会成立の「犯罪被害者支援条例」からみえたこと
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今年2月議会でも、「犯罪被害者支援条例」を自民党提案で全員賛成で成立しました。
その時も、私は質疑を行いましたが、条例に支援内容として見舞金や転居費用の補助等が盛り込んでいなかったからです。
現在、担当課が「犯罪被害者支援条例」の支援推進計画を策定中です。

今議会の自民党代表質問で、何と!「犯罪被害者支援条例の支援推進計画」には「弁護士費用や見舞金制度を盛り込んでくれ」と要望したのです。

私が質疑で指摘し要望したことを、自民党自らが認めたこと、代表質問で要望したことに、驚いたと同時に、アリバイ作りを確信しました。
多分、支援推進計画に見舞金が盛り込まれると思います。
私が質疑を行わなければ、見舞金は盛り込まれなかったと思い、期待して注目しています。

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: アクセサリー条例に終わらせないために
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条例が成立してしまうと、改正するには時間もかかるし、エネルギーも必要です。
最初から、出来るだけ完璧な形で提案するのがベストです。
そのため質疑の中で提案し、よりよい条例にするために、議場で議論を交わしました。
これが議会というものです。
議員の役目です。
今回、議場は自民党からのヤジの声が大きく、プレッシャーを与えようとしていました。という事は、私の存在がヤジるに値する、と認めた事なのでしょう。荒っぽいやり方ですが、ヤジも又応援と受け止め、頑張っていきます。